なぜ英語が話せない?留学レベルのS&L習得に「音」が最重要である科学的理由

超基礎
  • TOEFLやIELTSのスピーキングで
    点数が伸びない
  • ネイティブ英語を聞き取るのが難しい
  • 発音が悪いので、人前で話すことに
    ためらいがある
  • 留学中のアカデミックなディスカッションで
    聞けないし、話せなさそう

こんなお悩み
「留学したいけどリスニングと
スピーキングに自信ない」
っていう人、ありませんか?

僕もスピーキングは大の苦手で、
色々な教材やノウハウに手を出したものの、
スピーキング力がまったく伸びなかったことを
覚えています。
おそらく、皆さんも同じ経験あると思います。

根本原因を知らない
⇒やみくもに勉強する
⇒リスニング&スピーキングが伸びない
⇒自信喪失

その根本原因は「音」の認識不足

ここで言う「音」とは「音声」と「発声」
この2つをまとめて「音」と言っています。

「音」を理解すれば、
やみくもに勉強することもないので、
リスニング&スピーキング力は爆上がりし、
自信をもって英語を喋れるようになります!

「でも、なんで音が大事なの?」

文法や単語が大事だと教えられてきた方には
そんな疑問もあると思います。
では、これから
「なぜL&S向上のためには音が大事なのか」
について説明していきましょう!

はじめに:なぜ何年勉強しても英語が聞けない、話せないのか

英検2級、TOEIC700点台。
それなりに英語を勉強してきたあなたでも、
「ネイティブの英語は聞き取らない」
「言いたいことが出てこない」
「流暢に話せない」

という悩みを抱えていませんか?

実はこの問題、多くの人が思っているような
「単語不足」「文法不足」「練習不足」
ではありません。

根本的な原因は「英語の音」に対する理解不足

第二言語習得研究と脳科学が明かした
驚愕の事実を
皆さんにお伝えします。

衝撃の事実:日本人の英語学習は最初から間違っている

英語と日本語は「音の世界」が完全に違う

英語には36個の音が存在しますが、
そのうち20個は日本語には存在しない音。
つまり、私たちは存在しない音で英語を聞き、
話そうとしているのです。

これは、ピアノで例えると分かりやすいです。
日本語は88鍵中の16鍵しか使えないピアノで、
フルオーケストラの楽曲を演奏
しようとしているようなものです。

さらに、英語と日本語では
「音の発し方」すらも違います
よく外国人を見かけるときに「よく通る声だな」
と感じたことありますよね。
また、一般的に声が小さめな日本人も、
お酒の席で盛り上がると声がついつい
外国人のように大きくなってしまいます。

この現象は、単なる人種の違いではなく、
英語と日本語の「音の発声方法」の根本的な違い
から生まれるものなのです。

脳科学が証明した「音」の重要性

東北大学の脳科学研究によると、
子ども達が新しい言葉を耳から学ぶ時には
脳ではまず音声の分析が優先的に行われ、
それが意味を持つ「言語」へと徐々に移行する
ことが判明しています。

つまり、脳は「音」を正確に認識できなければ、
その言葉を「言語」として処理しない
のです!

よくある英語学習の間違い

間違い1:「文法さえできれば話せる」

「読んで理解できないなら
聞いても理解できない」
これは事実ですが、
読めるのに聞き取れないのは
音の問題です。

間違い2:「たくさん聞けば慣れる」

間違った音で大量インプットしても、
自分で勉強しているときに想像している
発音やスピードと、実際の発音・スピード
との間のギャップのため、効果は限定的です。

間違い3:「ネイティブと話せば上達する」

理解可能なインプットを大量に取り入れることが
前提条件。
正しい音の認識なしに理解可能にはなりません。

なぜ「音」が留学レベル習得の鍵なのか ー音声ー

IPAとは何か:言語の音声を示す「設計図」

IPAとは、International Phonetic Alphabet
の頭文字を取ったもので、
「国際音声記号」や「国際音声字母」
と訳されます。
1888年に最初の版が制定されて以後、
世界のすべての言語音を同定し分類する
基準として使われています。

なぜIPAが重要なのか?

言語の音である音声を限界まで分解すると
「音素」という言語の意味理解するための
最小単位の音が出てきます。

IPAはこの音声の最小単位である音素を、
たった1つのIPAシンボルによって記します。
この「完全な1対1対応」こそが、
IPAの最大の強みです。

従来の学習法の致命的欠陥

日本で一般的な「カタカナ英語」や
「なんとなく発音」では以下の問題が起こります

問題1:曖昧な音の認識

  • 「light」と「right」を区別できない
  • 「hat」「hut」「hot」が全て「ハット」に聞こえる

問題2:脳の「音声マップ」が構築されない

母音については、例えば、「hat[hǽt」(帽子)」
「hut[hʌ́t」(小屋)」「hot[hát」(熱い)」の母音は、
日本語では3つとも「あ」に近い音ですが、
英語では、発音記号を見ればわかる通り、
全て違う「あ」なのです。

なぜ「音」が留学レベル習得の鍵なのか ー発声ー

日本語発声では英語は話せない

驚愕の事実をお伝えします。

日本語と英語では「発声」すらも大きく異なります
会話文になり、英語をペラペラと速いスピードで話すと、
更に発声が大きく変化して、日本人が思っている発声と
まったく異なる話し方になるのです。

喉発声とは何か:英語ネイティブの「声の出し方」

英語話者の発声方法。それはずばり「喉発声」です。

この喉発声では、気道が広くなる分、
十分な息の量と息の流れで、響きが太くなり、
ワードどうしが自然につながって、
英語らしい発音しやすくなります。

普段は声のボリュームが小さい日本人が、
お酒の席で声が多くなるのは、
お酒の力で気道の筋肉が緩んで勝手に
喉発声になっているからなのです。

喉発声の3つの特徴:

  1. 深い響き:響く位置がおのずと喉から鎖骨周辺
         まで下がり、響く面積も広がる
  2. 自然な脱落と連結:単語同士が途切れることなく
             流れるように話せる
  3. 省エネ発声:喉だけに頼って大きい声を出さなくても
          自然に声量が増える

喉発声の特徴1 ー深い響きー

喉発声の一番の特徴は、出す声のその「深さ」

日本語の発声は、
肺呼吸を使って口周りで響かせる「口発声」で、
割と声が高くなって響きも浅くなりがちです。

一方、英語などの喉発声は、
腹式呼吸を使って喉周りで響かせるので、
自然と声が深く(低く)なるのです。

海外の英語を話す男性で「イケボ」が多いのは、
そもそも英語話者が喉発声で深い声を
自然に使っているからなんです。

喉発声の特徴2 ー自然な連結ー

脱落(リダクション)と連結(リンキング)は
英語を話す上で非常に難しい問題です。

なにしろ、音が勝手に抜けたり繋がったり
するのですから。

よく「’t’は脱落させる」とか
「終わりが母音だったら次の子音と連結する」
などの発音ルールのようなものを暗記している人
がいますが、そもそも、
英語ネイティブがそんなルールを意識しながら
話していると思いますか?

もちろん、そんなはずはありません。

では、なぜ脱落や連結が起こるのかというと
「喉発音をする場合、自然とそうなってしまう」
からなのです。

具体的なメカニズムは割愛しますが、
’t’を脱落させるのも、母音と子音を繋げるのも、
ルールとしてやっているわけではなく、
喉発声をする時にはそうした方が楽なのです。

日本語の「ありがとうございました」を
「あざした」と短くした方が発音しやすいのと
まったく同じことなのです。

喉発声の特徴3 ー省エネ発声ー

「英語を話すと、息が続かない。酸欠になりそう」

と感じたことありませんか?実はこれ、
日本人が口発声のまま英語を話そうとしている
から起こることなんです。

先ほども言った通り、
日本語の口発声は肺呼吸ですので、
取り込める空気量は肺の容量までです。

しかし、英語の喉発声では腹式呼吸ですので、
取り込める空気量は肺+お腹になります。

つまり、喉発声では使える空気量が口発声の
2倍以上になるので、
省エネで無理なく英語を話すことができる
ようになるのです。

まとめ

何年勉強しても
英語が聞けない、話せない理由、
それは「音」への理解不足

英語には日本語に存在しない音がたくさんあり、
さらに発声方法そのものも根本的に異なります。
文法や単語をいくら勉強しても、
この「音声」と「発声」の壁を越えなければ、
ネイティブの英語を聞くことも、
流暢に話せるようになることも不可能です。

留学英語のための2つの超基礎学習:

  1. IPA(国際音声記号)で正確な音を学ぶ
    • カタカナ英語を卒業し、英語のIPA(音素)
      を正しく認識する
    • 「light」と「right」、「hat」「hut」「hot」
      を明確に区別できるような耳を作る
  2. 喉発声をマスターする
    • 腹式呼吸による喉発声で、深く響く声を出す
    • 脱落や連結を「ルール」として覚えるのではなく、
      自然に起こる現象として体得する

TOEFLやIELTSのスピーキングセクション、
留学先でのディスカッション、
そして自信を持って英語を話せる未来――
それらすべては「音」の理解から始まります。

遠回りに見えるかもしれませんが、
この「音」という土台を固めることが、
実は最短ルートなのです。
Masa’s Englishでは、留学英語の超基礎である
「音声」と「発声」を誰よりも丁寧に解説していきます。

「これまでいろいろ試してきたけど、
 結局英語なんて伸ばすことができなかった」
「留学したいけど、勉強方法分からないし、
 諦めようかな」

そんな人は、
ぜひこのMasa’s Englishで超基礎から勉強して、
誰よりも速い「留学レベル英語」
習得を目指していきましょう!