英語を勉強していると、
「もっと単語を覚えなきゃ」
「もっと文法を固めなきゃ」
と思うことは多いですよね。
もちろん、それも大事です。
でも実際に留学したり、
ネイティブと会話したりすると、
英会話で本当に差が出るのは、
知識の量だけではなく、
会話に向かう姿勢や習慣
だったりします。
特に、
「留学したいけど自信がない」
「ネイティブと話したいけど怖い」
「中級までは来たのに、そこから先に進めない」
という人ほど、
ここを変えるだけで
会話の景色がかなり変わります。

今回は、
僕がオーストラリア留学で学んだ、
今でもかなり大事にしている
英会話の習慣をまとめます。
英語力の話というより、
英語を実際に使えるようにするための習慣
の話です。
1. 待たずに、自分から話しかける
留学前やネイティブと関わる前は、
「ネイティブって向こうから
気さくに話しかけてくれそう」
と思ってしまいがち。
でも実際、僕の経験では、
年配の方は比較的フレンドリーでも、
僕と同世代の20代の人は、
こちらが思うほど積極的に
話しかけてくれるわけではありません。
だからこそ大事なのが、
自分から話しかけること。

僕は、留学の最初の1週間が
勝負だと思っていました。
寮の同じフロアの人には
だいたい自分から声をかける。
イベントに行ったら、
隣に座った人や近くにいる人には
必ず話しかける。
つまり、
「話しかけられたら話す」ではなく、
自分から会話の入口を作る
ことを意識していました。
待っているだけでは、
チャンスはなかなか来ません。
でも、こちらから一歩いくと、
相手は思った以上にオープンに
返してくれることがあります。
英会話が上達する人は、
英語が完璧な人ではなく、
会話のきっかけを自分で作れる人です。
2. 完璧主義を捨てて、「そこそこ主義」でいく
英会話が怖くなる一番の原因は、
「全部聞き取って、完璧に返さなきゃ」
と思ってしまうことです。
でも、実際のネイティブとの会話は、
その理想の半分もできない
ことがざらにあるものです。
そこで
「やっぱり自分はダメだ」
「もうネイティブと話したくない」
となってしまうと、
そこから先の成長機会が減ってしまいます。
僕が留学中に大事にしていたのは、
最初から完璧に聞けたり話せたりしなくていい
という感覚でした。
言い換えると、
「そこそこ主義」です。
分からなければ聞く。
思うように話せなくても、
「まあ、そこそこできてたし」と評価する。
ここで大事なのは、
反省しないことではありません。
できなかった点は、
ちゃんと客観的に見た方がいい。
でも、主観的な落ち込みと、
客観的な改善点は分けた方がいいんです。

たとえば、
・「今日は思ったより話せなかった。
でも、自分から話しかけたのはよかった」
・「この言い方は出なかったから、あとで復習だ」
このくらいの整理で十分です。
自分を潰す反省ではなく、
次につながる反省に変えること。
これが、英会話を続けるうえで
かなり大事です。
3. 負荷は高ければいいわけじゃない
英会話力を上げたいとき、
「一番レベルの高い場所に行かなきゃ」
と思ってしまうことがあります。
僕も、英会話環境の負荷を上げたくて
ネイティブしかいない雑談の輪に
飛び込んだことがあります。
でも、結果はかなり厳しかった。
会話は速いし、文脈も難しいし、
話の流れも止めづらい。
友達ノリの空気もあるので、
自分一人のために全体のペースを
変えてくれるわけでもない。
こういう環境は、
たしかに“成長環境”ではあります。
でも、最初からそこに行くと、
学びよりストレスの方が
大きくなりやすいんです。
負荷が高すぎると、
「もう交友したくない」
「英語で話すのしんどい」
という感情が広がってしまう。
だからこそ大切なのは、
軽すぎず、重すぎない負荷
を選ぶことです。
例えるなら筋トレと同じ。
軽すぎるダンベルでは筋肉はつきません。
しかし、キャパを超えすぎた
重すぎるダンベルでは
むしろ怪我の原因になります。
僕の場合は、
ネイティブと自分を合わせて
3〜4人くらいまでの会話が、
軽すぎず重すぎない環境として
ちょうどよかったです。
このくらいなら、簡単すぎない。
でも、潰れるほどきつくもない。

最初はそのくらいの環境で経験を積んで、
慣れてきたら少しずつ負荷を上げればいい。
成長したいからといって、
毎回一番きつい環境に
自分を放り込む必要はありませんよ。
4. 最初に会話のハードルを下げる手
中級レベル以上の学習者ほど、
変に見栄を張ってしまうことがあります。
少し話せるからこそ、
「ゆっくり話してください」
と言いづらい。
「聞き返したらダメな気がする」
と思ってしまう。
でも、ネイティブから見ると、
中級〜中上級者は「かなり話せる人」
に見えることがほとんどなんです。
その結果、
相手は普通のスピードで、
手加減なく話してきます。
そうすると、あとから
「ごめん、もう少しゆっくり話して」
と言うのが逆に難しくなります。
だからこそ、
最初にハードルを下げておく手が
あることを知っておくといいでです。
たとえば、
“I’m still learning,
so could you speak a little slowly?”
みたいに、最初に一言伝える。
これだけで、
相手の話し方はかなり変わります。

大事なのは、
無理にレベルが高く見せることではなく、
会話する機会を守ること。
背伸びしすぎて自信をなくし、
ネイティブと話すことが億劫になる方が、
長期的にはずっともったいない。
だから、最初に
自分で会話の難易度を下げていいんです。
まとめ
Masaがオーストラリア留学で学び、
今でも大事にしている英会話のコツは、
特別なテクニックではありません。
- 自分から話しかける
- 完璧主義を捨てる
- 負荷を上げすぎない
- 最初にハードルを下げる
どれも地味です。
でも、こういう習慣があると、
英会話のチャンスを失いにくくなります。
英語が伸びる人は、
最初から完璧な人ではありません。
会話する機会を自分で作り、
潰れずに続けられる人です。

もし今、
「ネイティブと話すのが怖い」
「留学したいけど不安」
と思っているなら、
まずは英語力そのものより、
会話に向かう習慣を
少し変えてみてください。
それだけでも、
英会話のしんどさは
あなたの成長に激変します!

